【レポート】個人の成長と組織の未来を考える― 1泊2日の業務報告会を実施しました

【レポート】個人の成長と組織の未来を考える― 1泊2日の業務報告会を実施しました

はじめに

11月、新メンバーも加わったaioでは業務報告会を行うため、1泊2日のワーケーションを実施しました。

今回の目的は単なる報告会ではなく、
メンバーが「各自の業務内容や課題、成果、今後の目標を共有し、組織全体のパフォーマンス向上」につなげること。

日々の業務に追われていると見えにくい各自の強みや改善点を整理することで、チームとしてどの部分を強化すべきか、どの領域で新たな価値を生み出せるかを考える場でもありました。
日常業務から一歩離れて、個人の成長と組織の未来を考える貴重な時間となった様子をお届けします。

都会から自然へ

初日の朝は、会社近くに集合し、3台の車に分かれて施設のある奥多摩へ出発。
向かう道中では、紅葉を横目に仕事の話をしたり、
資料作成が追い付かず、車内で必死になるメンバーも…。
天気も良く都心を離れるにつれ景色が色づき、秋の訪れに自然とワクワクが高まりました!

お昼前に宿泊施設に到着。開催場所は、奥多摩の宿泊施設OKUTAMA+
学校をリノベーションした静かな環境で、懐かしさと落着きを感じました。

到着後、まずは食事を取りながらチェックインし、一息ついてから本格的にワーケーションがスタート。
各自がこれまでの業務を振り返りつつ、課題を整理し、未来のアクションに向き合う時間がはじまります!

業務報告会スタート

ワーケーションの中心となる報告会は、代表の内藤の言葉から始まりました。
外部環境が変わり続ける中、改めて業務を整理し、メンバー間で共有することで「既存の強みはさらに伸長させるとともに、課題に対しては他者の視点や新しい知見を積極的に取り入れ、自身のスキル向上に繋げる」ことの重要性が語られました。この一言が、今回のワーケーション全体の軸となり、メンバーが“今の自分”と“これからのaio”を考える指針となります。

報告会は1人10分のプレゼン形式で進行。各メンバーが日々の業務を振り返り、成果、課題、今後の目標を自分の言葉で整理し発表。資料にもそれぞれの個性が光っていました。
単なる業務の羅列ではなく、どう改善していくか、どんな価値が提供できるかといった踏み込んだ内容も含まれ、業務効率化・質の向上につながる建設的な議論が自然と生まれていきました。

それぞれの強み

メンバーごとに専門領域は大きく異なります。普段は見えにくい他チームの業務内容が共有されることで、社内全体の理解が深まり、新たな連携のヒントも得られました。

マーケターの入澤は、AIを活用した改善案や効率化の取り組みを共有。「ないものは作ればいい」のスタンスで実装し、広告の調整自動化システムでは1案件あたり2〜3時間の作業削減が見込めるという報告がありました。また、ほかのメンバーの課題について意見を求められた場面では、「言語化できるものはAIに代替できる」とさらっと言い切り、みんなをうならせる場面も。

運用メンバーの鹿野からは、Googleビジネスプロフィール(GBP)運用の効率化について、管理ツール切替により作業工数を10〜12時間から約2時間へ大幅に削減した事例が共有されました。さらに、インバウンド対策として先手の提案を強化し、“受け身の運用”から“成果をつくる運用”への進化を目標に掲げました。

デザイナーの冨樫は、制作工程を見直すことで制作完結による工数削減を実現。今後はデータを活用した制作やノウハウの体系化を進め、より再現性のあるアウトプットをつくる体制づくりに取り組んでいくと共有しました。

これらの報告から、各メンバーが自分の役割を明確に把握し、効率化や成果創出につながる具体的なアクションをすでに実行していることと、それぞれの業務に対する熱い思いが伝わってきました。AIや自動化の活用業務の見える化制作領域でのビジネス思考導入など、aio全体の成長につながる重要な示唆が多く得られた時間となりました。

aioの“今”と“次の一歩”

今回の報告会を通じて浮き上がったのは、個々の業務改善だけではなく、会社全体として取り組むべき共通課題でした。日々の業務をこなす裏側には、誰もが同じように向き合っている壁があり、それを言語化できたことは大きな収穫となりました。
また、報告会で出てきた課題は、どれも“問題”ではなく、次の成長に向かうための“ヒント”でした。

  • 属人化の解消
  • 知識の共通化
  • AIを基盤にした業務効率化
  • 分析から改善までの一貫性強化――

これらを一歩ずつ整えていくことで、aioはより強い組織へ進化できる。
そんな未来が、今回の議論からはっきりと見えてきました。

報告会後の時間 ― 仕事も遊びも全力で

報告会のあとは、全員でBBQを楽しみました。
幹部陣が率先してお肉を焼いたり、屋上サウナで整える組、焚き火を囲みしっぽり飲む組に分かれたりと、それぞれ思い思いの時間を過ごしました。
室内ではおつまみを広げて二次会、教室の卓球台で盛り上がる姿…
日中は淡々と仕事をこなすメンバーも、別人かのように本領を発揮。
いつもと異なるメンバーの表情に笑いが絶えませんでした。
オンもオフも全力で楽しめるのは、aioらしさの一つです!

まとめ — aioはもっと強いチームへ

今回のワーケーションは、単なる業務報告会ではなく一人ひとりが「自分に何ができるか」を真剣に考え、「個人の成長」と「組織の進化」を重ね合わせる時間となりました。
お互いの仕事に理解と敬意を持つ関係は、より良いアウトプットを生む基盤です。
奥多摩で過ごした1日は、その姿勢を改めて確認できる、かけがえのない時間となりました。これからもaioは、新しい経験を積み続けることで、付加価値を届けられるチームであり続けます。