AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展に行ってきた

先日、東京ミッドタウン近くの21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」に行ってきました。
この展覧会は、Corneliusこと小山田圭吾さんが作曲したAudio Architectureという名の曲を主題として多方面の作家により制作された映像作品をプロジェクションマッピングで展示するというものです。

AUDIO ARCHITECTURE

照明が落とされた場内では、映像作品が、繰り返し流れるAudio Architectureに同期する形で、複数の壁に投影されていました。
展示は一曲流れるごとに次の映像に切り替わる大きく長い壁それぞれの映像を、個別に展示する幾つかの小さな壁に別れていました。

地下の長く大きな壁・床いっぱいに、完全に音楽と同期した映像が流れている様子はなかなか壮観で、じっと椅子に座って眺める人、よく見える場所を探して動き回る人、床に寝そべってみる人、写真撮影に興じる人、走り回る子どもなどなど皆思い思いに観覧していました。

AUDIO ARCHITECTURE

自分は、幾何学的な図形を多用した大西景太さんの「Cocktail Party in the AUDIOARCHITECTURE」と、顕微鏡でみた細胞小器官がうねっているような勅使河原一雅さんの「オンガクミミズ」の2本の映像が特に気に入りました。

Cocktail Party in the AUDIOARCHITECTURE
オンガクミミズ

空間全体に特定の音楽が充満している雰囲気は独特のもので、その日は21_21 DESIGN SIGHTを出た後も頭の中でAudio Architectureが流れていました。
「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」は2018年10月14日 (日)まで開催されておりますので、ぜひ皆さんも実際に行って体感してみてください。

AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展