「たのしいパーティーの準備をすることは、なんとうれしいことでしょう。」「食事やお茶をともにし、ときには余興があって人々はたのしみをわかちあい、心をかよわせて、しあわせな気持ちになる」
『たのしいムーミン一家』の一節です。海外の本を読んでいるとよくパーティーの描写があります。子どもの頃、この“パーティー”という響きにとても憧れました。日本でパーティーというと誕生日パーティーや結婚パーティーなどかなり特別感がありますが、海外ではもっと気軽にパーティーをしている気がします。
上記ムーミンのお話でもよくパーティーが開かれていますが、その中でも最大のパーティーは、なんとムーミンママがなくしたハンドバッグが見つかったお祝いのパーティーでした。このパーティー(八月の大パーティー)ではたくさんのごちそうやお酒がふるまわれ、最後には花火が打ち上げられます。フィンランドの家庭ではパーティーは夜明けまで続くこともよくあるそうです。夜中から朝まで音楽とおしゃべりでわいわい騒ぐのだとか。楽しそう!
たのしいパーティー本紹介
フランシスシリーズの中の一冊。フランシスの妹グローリアのお話なのですが、その中でフランシスが妹のプレゼントに買ったお菓子“チョムポ”が子どもの頃気になって気になって…。なんなのだろうチョムポ…。(まんなかがヌガーでそのまわりにやわらかいキャラメルがあってそのそとがわがナッツのはいったチョコレートになっているおかしらしい)
これは子どもの頃家にあったらうれしかっただろうなぁ!という絵本。実験絵本のような感じで、ジュースやチョコやお花や人形まで、とにかくいろんなものを凍らせてしまいます。一家に一冊、夏はマネして作ってみたくなることまちがいなし。
ふるーい絵本ですが今読んでも充分楽しい!子どもでも作れる簡単なお料理レシピがたのしいイラスト付きで紹介されています。
もっと気軽にパーティー出来たらいいですね!