【豆ちしき】時間のはかり方

【豆ちしき】時間のはかり方

どうも。オシャカです。今年もあと少しで大晦日を迎えますね。今年はあっという間に一年が過ぎましたか?それとも例年よりも長く感じた一年だったでしょうか。一分一秒を集中しているとあっという間に時間が経ってしまうあの感覚。昔の人も同じように一分一秒を意識して生活していたのでしょうか。

今回は昔の人は時間をどうやって計っていたのかについて調べてみました。

そもそも時間って何?

現在の時間の基本単位はです。1秒はどのくらいの時間なのかというと、「セシウム133の原子の基底(きてい)状態の2つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の91億9263万1770倍の継続時間である」と定められています。

繰り返し読んでも難しくてよく分かりませんね。。

昔の日本の人の時間は?

江戸時代までは、時間の概念には現代とは異なる不定時法が使われていました。不定時法とは、日の出から日没までの時間を6等分、日没から次の日の出までを同様に6等分とし、1日を合計12の時間帯に分ける時間法です。暦や方位などと同様に、数字ではなく十二支が時刻に当てはめられていたのが十二時辰/十二辰刻法です。十二時辰(じゅうにじしん)とは、近代以前の中国や日本などで用いられ、1日をおよそ2時間ずつの12の時辰(じしん)に分ける時法です。“およそ2時間”とあるのは、後述の通り夜と昼、季節で長さが変動するからです。

【豆ちしき】時間のはかり方

昔の海外の人の時間は?

そもそも、1日を12時間2組に分けたのは古代エジプト人で、神殿などに立てられた記念碑の影を日時計に見立てたことが起源だそうです。日時計以外にも古代エジプトでは水時計が使われていて、底近くに小さな孔の開いた石製の容器で、水面の降下速度をなるべく一定に近づけるべく下すぼまりな形状をしていました。内側には「一時間」を計るための目盛りが振られていたのですが、その目盛りは不定時法に合わせた各月用の目盛りということで、12種類あったようです。

また、水時計は紀元前16世紀ごろのバビロニアにも存在していたことが知られています。世界の別の地域、例えばインドや中国でも古くから存在していましたが、最古のものがどの時代から存在していたかはよく分かっていないそうです。その他にも、6世紀頃の中国で使われていた、香炉の中に香型とよばれる定規を用いてジグザグ模様に抹香で埋め、一端から火をつけ時間の経過を測る「香時計」があるそうです。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

以上、時間の計り方に関する豆知識でした。ちなみに、おやつというのは、江戸時代に八つ刻の午後2時から午後4時までに間食をしたことから、お八つの時間と呼ぶようになったそうです。

また次回。
それでは。
さようなら。