知らなくてもよかったステゴサウルスのお話

知らなくてもよかったステゴサウルスのお話

男の子ってなんであんなに恐竜が好きなの。そして好きという情熱を何にも邪魔されないものだから、その知識はとどまることを知らない。素敵。

3〜5歳くらいの子どもと話しているといろいろ教えてくれますね。まず名前、ティラノサウルスステゴサウルストリケラトプス。うん、ここらへんまでは分かる分かる。

アロサウルスブラキオサウルススピノサウルス
あーいたような。。。

アグスティニアマイアサウラプテロダクティルス
呪文かな…。

あとは三畳紀ジュラ紀白亜紀、これが何億年前かなんてことも教えてくれます。草食か肉食かももちろん、なぜ絶滅したか、なんでも興味があるんですね。

そんな会話を続けているうちに次第とこちらも知識が増えまして。今日はその、今となっては何にも役に立てられない知識が増えた記念に、ステゴサウルスについて少し書きます。

知らなくてもよかったステゴサウルスのお話

ステゴサウルスの背中の板

ステゴサウルスってビジュアルがなかなか素敵だと思うんですよね。背中の板、かっこいいじゃないですか。子どもの頃はあの板はすごく固くて、鎧のように守っているんだと思っていたのですが、違うんです。

あれは、ソーラーパネルのようなものなのです。温度調整をするもの。1メートルぐらいあるあの板に実は血管がはりめぐらされていて、こう、パタパタと閉じたり開いたりして体温調節の役割を果たしていたのではないかと言われているのです。

背中の板では防御はどこで、というと、しっぽの先の4本の棘だったようです。そこかー、そこで頑張ってたのかーとなんとも言えない気持ちになりますね。(棘だけで1メートルぐらいはありますが。)

でも背中に1メートル強の板がわさわさ付いてたらちょっと噛みつきにくいなぁと思われそうなので板も防御の役にちゃんと立っていたんでしょうね。

知らなくてもよかったステゴサウルスのお話

ステゴサウルスの大きさ

ステゴサウルスの大きさ、ご存知でしょうか。体長7メートルもあるのです。高さは4メートルぐらい。

かなり大きい!

なのにです。脳みその大きさはクルミほどしかないんですって。

驚きの小ささ…。

あまりに脳みそが小さいので、体の真ん中の方にもうひとつ神経を司る脳があったという「脳みそが2つある説」が出たのですが、これは現在否定されています。先ほど防御はしっぽの先の4本の棘と書きましたが、この脳みその大きさではしっぽの先に神経が届くのは時間がかかったのではないか、襲われたことに気づかないまま死んでいったのではないかと思ってしまいます。

心配…。
でもステゴサウルスは大繁栄していたので、安心です。知能が高いものが必ずしも生き残るというわけではないのですね。種の繁栄は奥が深い。

子どもの頃はかっこいいなぁと思っていましたが意外と残念なやつですね、ステゴサウルス。でも好きです。

以上、知らなくてもよかったステゴサウルスのお話でした。